クヤクショ・コード

※後日、なぜこんなこと(市職員氏の対応)になったのかが分かりました。結論としては、誰も悪くないし、責めるとしたらブログに書いちゃってる私くらいなものでした。窓口で喧嘩しなくて本当に良かった。言い訳は後程書きます。失礼致しました。

 

 

無職はさて置き、せめてニートからは脱却しようと

就労移行支援事業所の利用を試みている話の続編。

いよいよ本格的に利用を始めるため区役所に行ってきた。

 

事業所のスタッフさん曰く、

利用申請に必要なのは自立支援計画書と

主治医の診断書、ないしは意見書である。

計画書の方はスタッフさんに手伝ってもらいながら

ごく短時間で完成させることが出来た。

意見書も事業所で普段から使っているフォーマットを使い、

主治医(前居住地の盛岡のクリニック)に書いてもらった。

 

が、主治医が遠くにあると何か不備が発生すると面倒なことになる。

そういうわけでようやく主治医を仙台のクリニックに変えたが、

なかなか予約が取れず、今日が初診日となっていた。

 

以上のややこしい事情は完全にフラグとなり、

申請書類は通らなかった。

 

市職員氏によると「申請書類のうち、主治医の意見書には

診断名の他に障害を分類する『Fコード』なるものが必要で、

それを書く欄さえ無いこのフォーマットは不備である。

もう一度盛岡のお医者さんに書いてもらって出直してね」

ということであった。

 

Fコード自体初耳だが、こちらの気持ちとしては、

書かれている診断名は間違っていないのだから、

照らし合わせて市の方で追記してくれてもいいようなものだし、

仙台市民の受け入れに慣れているはずの事業所が普段から

使っているテンプレが仙台市的に「不備」というのも解せない。

 

釈然としない表情を浮かべていると、

職員氏はこちらが聞いても求めてもいないのに

精神保健福祉手帳の申請用紙を出して説明してくれた。

確かにそこにはFコードを書く欄があり、

親切にも蛍光ペンで目立つようにして「ほらね」という顔。

いやいや、それとこれとは違うような気がするんですけど。

(※前にも書いたが、障害者手帳を取るか取らないかは

私にとって結構デリケートな問題であり、ようやく

「取らない」選択で腹を決めたところにこの説明は、

なかなかにイヤー、ウフフ!という感じだった)

 

しかし、ただでさえ多忙を極める障害高齢課の窓口である。

私の両隣の窓口も何だか殺伐とした雰囲気が漂っていたし、

同級生に自治体職員も多い身としては、法令知識も無い癖に

職員にバトルを挑むようなモンスター市民にはなりたくない。

ややこしい公務員試験に受かる方々を私は尊敬しているのだ。

納得できないまま、表面上は素直に退却した。

 

 

この経緯を本日初診のお医者様に話すと、

「えー!なんで?」と大変同情してくださり

「そんなのナンボでも書くよぉ」と、

不備の意見書にFコードを書いてくださった。鉛筆で。

 

まさかこれを持って区役所に行くわけにもいかんし…

(筆跡が全然違うので、私が書いたと思われかねない)

かと言って盛岡とやり取りするのは大変面倒である。

 

謎の区役所コードに阻まれ、ニート脱出はまた遠のいた。

 

→顛末

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