模写もしゃ

先日描いた「お絵描き」だが

なかなかはかどらない。

いや、この歳にもなって大真面目に

色鉛筆を握っていること自体

滑稽な絵だということは承知の助で。

 

お手本の存在にも関わらず、

その通りの絵に近づけない。

絵心の無さ、半端なし。

そんな絶望の折、

私の(低い方の)特殊能力を裏付ける

データを発掘した。

以前、病院で受けた

「知能検査」の結果である。

 

トップシークレットの個人情報で

とっても大事にしていたのだが、

持ち前の整理下手で見事に紛失。

2年ほど行方不明で今も元データは

見つかっていないが、携帯で

写真を撮っていたことを

母の不意の一言で思い出し、

再会することができた。

このデータについて今後言及することが

多くなるかもしれない。

 

データ曰く、

「文字や図など抽象的な視覚刺激を

取り込んで認識する力が劣っています」

 

ああ、これだ!

 

模写がもしゃもしゃになる原因はこれである。

絵心とかそういう問題以前の話だった。

 

でも、根本的な問題だとすれば

その能力を訓練しなければずっと劣ったまま

というわけであって、

何かはし続けないといけないのだろうな、

と再び色鉛筆を握ってみるのでした。