(映画)シェイプ・オブ・ウォーター
メンズデーにかこつけて、
また映画を観に行った。
今般のアカデミー賞で作品賞など4賞を
受賞したという同作。話題作となると
観に行きたくなる捻くれた性分だが、
テーマは興味深かったので。
舞台はソ連との冷戦下にある米国。
出生直後に声を失った女性清掃員と、
水中の「異形」との出合い。
レビューは各所にさんざん投稿されているので
あらすじも詳しい感想も割愛する。
(サボっているだけである)
グロシーンの苦手なガキの私には
ややキツイ映画でもあったが
最終的にはそれらも含めて
「美しい(清らな)話だなぁ」とは思った。
「水に流す」なんて日本語も浮かんできたが、
流すというよりかは「包む」イメージか。
「異形」に象徴されるところの水は、
人間世界の泥臭い、汚い、悲嘆に満ちた部分、
劇中の語を引用すれば
ピーやプーやファッコブユーも全て、
まるっと清らかに包み込んでいくのだ。
あぁ、結局よく分からないがそんな感じ。